No. 10  2009/04/21
みなさんこんにちは!!
このメルマガは、Webで気軽にSolidWorksを勉強したいという人のために発行しています。
基本操作から応用操作、ときには3次元CADに関するいろいろな情報をお届けしていきます。
それでは、今日もSolidWorksの勉強はじめましょう。
 
〜 部品ドキュメントの作成(スケッチの完全定義) 〜
1.スケッチの状態
1-1 3種類の定義
 スケッチの定義状態には、次の3種類があります。

 1)未定義
 スケッチの定義が不十分な状態 (青色で表示される)
 2)完全定義
 スケッチの情報が完全である状態 (黒色で表示される)
 3)重複定義 
 スケッチの寸法が重複していたり、拘束が矛盾している状態
 (黄色で表示される)

 ※他に“未解決(赤色)、無効(黄色)”という状態もあります。
 
1-2 目指すのは、スケッチの完全定義

 未定義のスケッチでもフィーチャーを作成することは可能です。
 しかし、後に発生する変更(変形)のことを考えると完全定義にしておくことが望ましいです。
 未定義であるとパラメトリック変形を行った際に予想外の変形結果となる場合が多々あるからです。
 また、重複定義(未解決、無効含む)のスケッチは、モデルがエラーになるので修正が必要です。
 
2.スケッチを完全定義にするには
2-1 3つの情報を過不足なく与える

 次の3つの情報
 1)スケッチの形状の情報
 2)スケッチの大きさの情報
 3)スケッチの位置の情報
 を過不足なく与えると完全定義になる。

 これらの情報は、「寸法拘束」と「幾何拘束」によって与えられます。
画像上へをマウスを移動後、クリック→
 
2-2 例
 
 スケッチを完全定義にする簡単な例を動画で見てみましょう。
〜 本日は、ここまで 〜
【編集後記】
今日も、最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は、「幾何拘束」の予定です。
【発行者】有限会社テクノD&S
【ホームページ】http://technods.co.jp/
【ブログ】http://blog.livedoor.jp/tmzks/
【メルマガの登録・解除】http://www.mag2.com/m/0000283007.html
>前号 このページのトップ 次号<
Copyright (C) テクノD&S 2009. All Rights Reserved.