No. 1  2009/02/09
みなさんこんにちは!!
このメルマガは、Webで気軽にSolidWorksを勉強したいという人のために発刊しました。
基本操作から応用操作、ときには3次元CADに関するいろいろな情報をお届けしていこうと考えています。
つたない文章でお見苦しいところもあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
 
〜 3次元CADとは? 〜
1.3次元CADとは?
1-1
 3次元CADとは、コンピュータ内部の仮想3次元座標空間上に、縦、横、奥行のある対象物の立体形状を描くCADシステムのこと。

 ハイエンドでは、CATIA、Pro/ENGINEER
 ミッドレンジでは、SolidWorks、Inventor
 などがあるよ。

 大きな違いは、値段かな。
2.3次元CADの特徴
2-1 
 立体なので形状がわかりやすい(3面図の読めない人でも理解できる)。

 この図面から立体形状をイメージするのは、慣れてないと難しい・・・( ̄  ̄;) うーん


画像をダブルクリックすると →
3D画像に変わるよ!!! →
 
2-2
 立体に関する情報をもっているので部品同士の干渉、質量、体積、表面積、重心の計算などを求めることができる。

 以前は、試作を作って「あーっ、当たってる」ということが頻繁にありました。 でも、これのお陰で、そういう失敗は、皆無といえるくらいにまで減りました。
 この機能を使わない横着な人は、今でも当てています。
 横着せずに、使いましょうね!!

画像をダブルクリック→
 
2-3
 自由曲面でも正確に形状を伝えることができる。

 3次元CADでは、モデリングしたデータ自体が、その形状を現しているから、データを渡せば、正確に形状が伝わる。
 2次元CADでは、図面だけでは現しきれない部分がある。
 例えば、この図面の断面図を作成していない部分。
画像をダブルクリック→
 断面図のない部分の形状は、図面の読み手次第。
 この2次元図面の曖昧さのため、加工業者さんとよく揉めました。
 うん? 自分の図面作成技術の未熟さですか...
 
 
2-4
 強度、機構などの物理特性の解析ができる。

 従来は、試作で確認していたことを、コンピュータ上で確認できるようになりました。
 試作回数を減らすことができるので開発費用の削減に役立っていますが、全く試作をなくすということは、現状では、やはり無理です。 

画像をダブルクリック→
 
2-5
 写真のようなレンダリングができる。

 製品のパンフレットやカタログも、従来は、試作品や量試品完成後に、カメラマンに写真撮影をお願いして作成していました。
 今では、設計者自らが、試作完成前にパンフレット画像などを作ることができてしまいます。
 でもあまり面白がってこれをやっていると、仕事が増えてしまいますよ。
画像をダブルクリック→
※右レンダリング画像は、SolidWorksチュートリアルより抜粋しています。

〜 本日は、ここまで 〜
【編集後記】
第一回めの発行でしたが、内容はいかがでしたか?
要望、感想等ありましたら、メールして頂けると嬉しいです。
次回は、「SolidWorksの特徴」の予定です。
【発行者】有限会社テクノD&S
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